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トップ平和>「日本の敗因」〜軍部の腐敗官僚によって負けた

日本の敗因―歴史は勝つために学ぶ
小室 直樹
講談社 (2001/05)
売り上げランキング: 102,045
おすすめ度の平均: 3.4
4 大東亜戦争の勝因
5 未だに引きずる日本の敗因
3 気合入れ直せ、ということ



 ・日本機動部隊は、真珠湾奇襲大成功のあと、
  なぜ第二回目の攻撃を敢行しなかったのか。・・・

  南雲中将は水雷戦術(駆逐艦戦術)の最高権威であった。・・・
  その南雲中将を、お門違いの航空艦隊司令長官なんかに任命するから、
  大事なときに正しい判断ができないのである。(p97)



●日米決戦当時の海軍の人事では、

 「航空」戦の専門家である小沢中将が、
 【水雷戦】を主とする南遣艦隊指令長官となり、

 【水雷戦術】の専門家である南雲中将が、
 第一「航空」艦隊司令長官に抜擢されています。

 普通に考えると、入れ替えたほうが良いと思いませんか?



●この二人は同じ中将でも、年功からいくと南雲中将が上で、
 小沢中将がすこし下なので、このような人事となったとのこと。

 こうした年功序列による人事が、

 当時の軍部では当たり前のように行われていたのです。



●こうした年功に配慮する日本の悪弊が、
 今も行われていると思うと恐ろしいことに思えます。

 安倍晋三さん、内閣人事よろしくお願いします♪



▼引用は、この本からです。
「日本の敗因」小室 直樹、講談社(2001/5)¥924
【私の評価】★★★★☆




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jap11 at 15:26│Comments(0)平和 │Edit

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