日本の敗因―歴史は勝つために学ぶ
posted with amazlet on 06.09.25
小室 直樹
講談社 (2001/05)
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大東亜戦争の勝因未だに引きずる日本の敗因
気合入れ直せ、ということ
・日本機動部隊は、真珠湾奇襲大成功のあと、
なぜ第二回目の攻撃を敢行しなかったのか。・・・
南雲中将は水雷戦術(駆逐艦戦術)の最高権威であった。・・・
その南雲中将を、お門違いの航空艦隊司令長官なんかに任命するから、
大事なときに正しい判断ができないのである。(p97)
●日米決戦当時の海軍の人事では、
「航空」戦の専門家である小沢中将が、
【水雷戦】を主とする南遣艦隊指令長官となり、
【水雷戦術】の専門家である南雲中将が、
第一「航空」艦隊司令長官に抜擢されています。
普通に考えると、入れ替えたほうが良いと思いませんか?
●この二人は同じ中将でも、年功からいくと南雲中将が上で、
小沢中将がすこし下なので、このような人事となったとのこと。
こうした年功序列による人事が、
当時の軍部では当たり前のように行われていたのです。
●こうした年功に配慮する日本の悪弊が、
今も行われていると思うと恐ろしいことに思えます。
安倍晋三さん、内閣人事よろしくお願いします♪
▼引用は、この本からです。
「日本の敗因」小室 直樹、講談社(2001/5)¥924
【私の評価】★★★★☆
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