・私たちは誰もが、他人の期待に応えるかどうかなど、
自分の行動を決め、それを表現し、その結果について
責任を持つ権利がある。(p64)
▼引用は、この本からです。
「アサーショントレーニング」平木 典子、日本精神技術研究所(1993/10)¥1,575
【私の評価】★★★★☆(88点)
■家族との食事を予定していたら、
上司から「どうだ、飲みに行かないか?」と誘われる。
2つの大きな仕事で手一杯なのに、
上司(お得意先)から「この仕事をやってもらえないか」と依頼される。
だれでも体験したことのあることだと思いますが、
これらへの対処で、人生が変わってきます。
■「はい、わかりました」と言えば、相手はうれしいですが、
自分には不満が溜まります。
「他の仕事で手一杯です。業務量を把握したうえで言ってほしいですね」
と攻撃的に言い返すと、職場の雰囲気が悪くなります。
■そうしたなかで、第三の道として、
「今、この仕事をしています。そちらの仕事も引き受けたいのですが、引き受けると
こちらの仕事はこの程度遅れます。どちらを優先しますか?
私としては、こちらを優先すべきと考えますが、どうでしょうか」
と、礼儀を失しないように、事実と自分の意見を添えてみる。
それがアサーションと言われるもののようです。
■ですから、上司に飲みに誘われても、
予定があるならば、2回に1回ははっきりと説明して、お断りする。
2回に1回はムリをしてでも、お付き合いする。
( 自分で自分の行動を決めることができる )と気がつけば、
そうした判断ができるようになってくるのかもしれません。
アサーショントレーニング―さわやかな「自己表現」のために
posted with amazlet on 07.12.09
平木 典子
日本・精神技術研究所 (1993/10)
売り上げランキング: 1021
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おすすめ度の平均:
思いこみをくつがえすアサーションと看護師
アサーションを知らない初心者
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b. 「できる男の話し方」向谷 匡史、三笠書房
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