・”自分”があれば人のつき合いはうまくいく(p90)
「やさしさ」と「冷たさ」の心理」加藤 諦三、PHP研究所(1993/11)\510
【私の評価】★★★☆☆(71点)
■先輩と後輩の関係のように、
常に先輩を優先し、
後輩が「はい、はい」と言うことを聞いているような状態は
問題ないように思いがちですが、これは錯覚です。
つまり、後輩は、先輩に敬意を表しつつも、
本当の自分というものを持っていなくてはならないところに
人生の大切なところがあるような気がするのです。
■自分を殺し、自分の意見を言わなければ、
うまくいくと考えることは、
それはそれでよいでしょう。
しかし、自分があればこそ、
より良くなっていくことがあるのです。
■たとえば、
食事一つとってみても、
仮に先輩の考えだけで店を決めたとします。
よい店に行けるかどうかは、先輩の知識と経験だけに
左右されることになります。
もし、自分の意見があれば、
先輩の知恵だけでなく自分の知恵も発揮され、
より良い結果が生まれる可能性が高くなると
思います。
議論をする必要はありませんが、
敬意を表しつつ、言うべきことは言うところに、
人と人との発展があるのではないでしょうか。
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「やさしさ」と「冷たさ」の心理―自分の成長に“大切な人”を間違えるな (PHP文庫)
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加藤 諦三
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