・この時の織田軍の鉄砲の数は、当時の常識をはるかに超える
ものだった。同じ頃、ヨーロッパ第一の陸軍を擁していた
フランス王の軍隊にも鉄砲は3000挺もなかったといわれている(p28)
「乱世の知謀と決断」堺屋 太一(編)集英社(1987/10)\1,470
【私の評価】★★★☆☆(70点)
■会社が発展し、国家が強くなるためには、
やはり先進技術の開発といいますか、
常に現状を改善していく努力が必要だと思います。
ひとつの先進技術が、一企業の、
一国家の運命を変えることも少なくありません。
特に3000もの鉄砲をそろえ、
それを3グループに分けることで
鉄砲の連射を可能とした織田信長の
先進性には恐れ入るところがあります。
■ところが現実には、革新というものは、
なかなか取り入れられません。
それまでのやり方には、当然メリットがあるし、
新しいやり方には必ずデメリットがあるからです。
そして保守的な人が、必ず反対します。
■たとえば、製造現場では、
ロボットが得意なところにはロボットを導入して、
自動化する。
自衛隊なら、ロボットを開発して、
危険なところはロボットが活躍する。
こうした革新には、必ず反対する人がいるわけですが、
「反対がいるからこそ、推進していく」
というような考え方も、
歴史を勉強すると出てくるのかもしれません。
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