・ロボトミー手術・・・ひとことでいうと、脳の前頭葉を切る手術
・・・なんでそのような手術が広く行われていて、
しかもそれがノーベル賞まで受賞してしまったのでしょうか(p101)
「99.9%は仮説」竹内 薫、光文社(2006/02)\735
【私の評価】★★★☆☆(73点)
■1935年頃から1960年代までの30年間、
精神病の治療として、
脳の前頭葉を切る手術が行われていたそうです。
脳を切ることで、おとなしくはなりますが、
5%程度の人は亡くなったり、
廃人になるなどの副作用があったのです。
それにもかかわらず、
この手術はノーベル賞を受けるとともに、
全世界的に何万人にも行われたのです。
■脳を切るとはとんでもない手術だと思いますが、
精神病に有効な治療法がなかった当時は、
画期的な方法だったのです。
身を切らせて、骨を絶つ。しかし、
副作用が大きすぎるという治療方法ですが、
抗がん剤にも同じ臭いを感じてしまうのは、
私だけでしょうか。
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仮説を剥がせ人によっては人生観が変わる。かも。
着眼点が新鮮。
思考を柔軟に
驚きの小ネタ満載の、科学エッセイ
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