トップ＞商売＞妥協した瞬間、お客様は察知して逃げていきます

「今日の名言」は・・・

・神は細部に宿る・・・
　「これくらいでいいか・・・」と小さな妥協を許した瞬間、
　お客様はそれを敏感に察知して逃げていきます（ｐ183）

「不景気でも儲かり続ける店がしていること」米満和彦、同文館出版
【私の評価】★★★★★（90点）


■人というものは非常に敏感で、
　はっきりわからないことでも
　なんとなく察知する能力を持っています。

　たとえば、
　夫の不貞を鋭く察知する
　主婦のように・・・（笑）


■同じようなことは、あなた自身も
　経験があるのではないでしょうか。

　ちょっとしたことで、
　いつもの美容室を変えた。

　とか、

　ちょっとしたことで、
　いつものラーメン店に行かなくなった。

　など、

　人はちょっとした違和感で、
　第二の選択肢に流れてしまうのです。

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米満和彦
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トップ＞商売＞「のんびり」市場は勉強した会社が参入すると業界地図を塗り替えることが可能

　　・「のんびり」「気迫がない」「技術一本槍」「職人気質」
　　　「趣味人」等のキーワードで表現できるような市場は、あまり
　　　成熟していないために、ほんのちょっと勉強した会社が参入すると、
　　　きわめて短時間に業界地図を塗り替えることが可能である。（ｐ168）

「６０分間・企業ダントツ化プロジェクト」神田 昌典
ダイヤモンド社（2002/12）\1,680
【私の評価】★★★★★（96点）


■どんな商売もそうですが、
　これは儲かるとのんびりやっていると、
　いつの間にか競合が増えていることがあると思います。

　たとえばタクシー業界は、
　昔は１０か月働いて２か月休むなどという
　優雅な生活をイメージできましたが、
　今は台数が増えすぎて過当競争状態のようです。

　同じように、昔はおじいさん、おばあさんがやっていた
　小さな雑貨屋さんはコンビニに取って変わられています。


■こういうことを考えてみると、
　自分の業界がのんびりしているとすれば、
　危機感を持つことが必要であり、

　逆に、周囲にのんびりしている業界があるとすれば、
　何か付加価値を付けて参入する
　ということもあると思うのです。

60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法

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「これが本当に伝えたい大事な事だが、本質に迫れば迫るほど それを見抜ける顧客は減っていく。力作ほど売れない」と神田昌典さん
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