トップ>韓非子>「韓非子悪の管理学」高畠穣、三笠書房
韓非子は、その説得術において、ウソをつき、心にもないことをいい、事実をねじまげ、隙につけこみ、わなをしかけ、ゴマをすり、ことばを単なる手段として、ひたすら上に立つものの気にいられるようにすすめている。
「韓非子・悪の管理学」高畠穣、三笠書房
●極端な表現なので抵抗がありますが、私はこの考え方は正しいと思います。
●例えば、新入社員と気楽に話しているとき、新入社員が上司の悪口を言い始めたとしましょう。確かに誰から見てもバカな上司だとして、
回答例A「まったくそのとおりだよ。おれもそう思っていた。あの時なんか・・・・・」
回答例B「そうはいうけど、こういういい点もあるよ。それに君のことを評価していたけどね」
●回答例Bは明らかに「嘘」で上司への「ゴマすり」なのですが、もし、回答例Aのようにして、上司にその内容が伝わったりしたら、とんでもないことになります。さらに、新入社員は、上司の悪口を言うくらいだから、自分がいないときには自分の悪口を言っているかもしれないと疑心暗鬼になるかもしれません。
●自分の目的が、上司から信頼され、新入社員から信頼されることであれば、ウソであっても回答例Bを選択するのが正しいと私は思います。
韓非子・悪の管理学
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