トップ>福沢諭吉>官吏は人間の屑だ。官庁に頼る考え方を改めない限り、日本の発展は望めない
・長崎市と商工会議所が主催した公開座談会の席上・・・
松永は言い放った。「産業の振興は皆さんの発奮と努力が第一です。
官庁の力に頼るなどはもってのほかです。官吏は人間の屑だ。
官庁に頼る考え方を改めない限り、日本の発展は望めない」(p240)
「人間 福澤諭吉」松永 安佐エ門、実業之日本社(2008/04)\1,050
【私の評価】★★☆☆☆(65点)
■世の中というものは、自分にぴったりの
出来事が起こり、出会いがあるのだと思います。
それが自然の法則だと思うのです。
この自然の法則は何かというと、
お金は増やす能力のあるところに集まる、
人は人を生かすところに集まる、
ということではないかと思うのです。
■これは非常に大事なことです。
これは会社、産業においても
同じことです。
会社が自ら努力し、独自の力をつけて発展するのは、
これは自然の法則に沿ったものなのです。
しかし、その一方で、政府や役人が
産業育成という名の下に、
自由を奪い、競争を規制し、助成金により
コントロールしようとすることもあります。
■こうした産業育成が、本当の保護になるのでしょうか。
自然の法則から考えれば、
保護は努力する人を減らし、
自ら発展する芽をつぶすものです。
松永さんは「官吏は人間の屑だ。」と
表現は適切ではない言い方をしていますが、
昔から今まで自然の法則は変わっていないのではないでしょうか。
松永 安左エ門
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トップ>福沢諭吉>人間の欲望の多さも、またその効用は大きい
・どんどん新しい事業の発達が進み、それにつれて
社会全体の快適さが増したのは、資本家の利益追求の心が
無限だからである。人間の欲望の多さも、また
その効用は大きいといわなくてはならない。(p100)
「福翁百話」福沢 諭吉、三笠書房(2002/11)\1,470
【私の評価】★★☆☆☆(65点)
■自分の考えは正しく、したがって、
すべて自分の思うとおりやればうまくいくと思いがちですが、
これは錯覚です。
つまり、正しくても、実際にはうまくいかない
こともあるところに、世の中の真実があると思うのです。
■ある人が、人々は助け合って、
すべてのものを共同所有にしてわかちあうという
社会をイメージしたとしましょう。
しかし、実際にやってみると、
これがうまくいかない。
■たとえば、高速道路の料金を1000円にする。
しかし、実際にやってみると、
クルマが渋滞して1000円を払って
渋滞を体験するだけになってしまう。
■やはり、人間というものは、人間であり
その欲望も含めて理解しようと努力し、
それに対応していくことこそが
本当の知恵だと思うのです。
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